※この記事には、かなり汚れたトイレの写真が登場します。
⚠ 閲覧注意!!
掃除前のトイレをそのまま掲載しています。
トイレ掃除をしばらく放置すると、いつものトイレ用洗剤とブラシだけでは簡単に落ちない汚れが残ることがあります。
今回掃除したトイレも、便器には茶色や黒っぽい固着汚れが残り、壁・床・タンクまわりにも汚れが広がっていました。

まずは掃除前の状態です。

【閲覧注意!!】と付けた理由が伝わったと思います。
ですが、この状態でも場所ごとの素材を確認し、洗剤と道具を使い分けながら順番に掃除していけば、かなりきれいにできます。
今回の記事では、実際に行った掃除方法を順番に紹介します。
おそうじステップでは、トイレ以外にも浴室・キッチン・床・壁など、家の掃除方法をまとめています。
▶ 家の掃除方法まとめを見る
トイレ掃除だからといって専用品をたくさん買わなくてもいい

今回の掃除で使う道具を見ると、トイレ専用品ばかりではありません。
アルカリ電解水、スコッチ・ブライトNo.3008、タイル目地ブラシ、サッシヘラなど、おそうじステップの他の記事でも使っている道具が中心です。
🧹 トイレは、掃除道具の「最後の活躍の場所」
キッチンや浴室で活躍してきたNo.3008、タイル目地ブラシ、サッシヘラなど。 少しくたびれてきた道具は、最後にトイレ掃除へ回します。 一度トイレで使った道具は、キッチンや浴室には戻しません。
トイレ掃除のためだけに、似たようなブラシやパッドを新しく何種類も揃える必要はありません。
今まで使ってきた道具を最後まで活用して、トイレ掃除で役目を終えたら処分します。
おそうじステップでは、商品を増やすことよりも、今ある洗剤や道具を「どこで・どう使うか」を大切にしています。
今回のトイレ掃除で使った洗剤と道具

今回使う洗剤と道具を先に紹介します。
酸性ヌリッパー|便器内側の固着汚れに
便器内側の陶器部分に残った頑固な汚れには、酸性ヌリッパーを使用します。
酸性洗剤は、塗った瞬間にすべての汚れが消える魔法の洗剤ではありません。
酸性ヌリッパーを塗布
↓
漬け置き
↓
ブラシでスクラビング
陶器研磨パッド|便器内側に残った固着汚れに
酸性洗剤とブラシで掃除しても便器内側に固着した汚れが残る場合は、陶器研磨パッドを使います。
紙ヤスリを使う方法もありますが、一般家庭で扱うことを考えて、今回は便器用の陶器研磨パッドを使います。
使用する場所は便器の内側だけです。
アルカリ電解水|壁・床・備え付け部分に
壁・床・トイレ内の備え付け部分などは、アルカリ電解水を使って掃除します。
スコッチ・ブライトNo.3008|スクラビングに
No.3008は、おそうじステップでは何度も登場するレギュラー道具です。
壁や床などのスクラビングだけでなく、水で濡らして金属部分を掃除するときにも使います。
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タイル目地ブラシ|凹凸や細かい部分に
パッドでは入りにくい凹凸部分や細かい場所には、タイル目地ブラシを使います。
便器内側で酸性洗剤を使ったあとのスクラビングにも使用します。
サッシヘラ|カリカリ汚れと狭い場所に
サッシヘラも、トイレ専用品ではありません。
キッチンや浴室などで使ってきたものを最後にトイレ掃除へ回します。
タンク上部の蛇口まわりなどに残ったカリカリした汚れをやさしく除去したり、タオルを巻いて指の入らない狭い場所を掃除したりできます。
ゴム手袋は着用しなければなりませんが、特定商品は紹介しません
掃除中は手袋を使用します。
ただし、ラテックスなど素材によってアレルギーがある方もいるため、この記事では特定の手袋の商品紹介は行いません。
掃除を始める前の注意点

⚠ 酸性洗剤と塩素系洗剤は絶対に混ぜない
有害なガスが発生する危険があります。 使用する洗剤のラベルと注意事項を必ず確認し、十分に換気しながら作業してください。
今回、酸性ヌリッパーを使うのは便器内側の陶器部分です。
ウォシュレット・便座・タンク上部〜タンク内部には使用しません。
ウォシュレットは電気製品なので、掃除前に電源プラグを抜き、水や洗剤が電気部分へ入らないよう注意します。
また、壁紙・床材・樹脂・金属などは、それぞれ性質が違います。
「便器で使えた方法だから、トイレ全部に使える」ではありません。
トイレの中には、陶器・樹脂・金属・壁紙・床材・ゴムなど、さまざまな素材があります。
トイレ掃除は基本的に「上から下」
今回の実施条件
- 対象:便器内の茶色・黒っぽい固着汚れと、トイレ全体の汚れ
- 掃除の順番:壁・巾木など高い位置から進め、最後に便器・床を掃除
- 便器内:酸性ヌリッパーとタイル目地ブラシを使用
- 残った固着汚れ:便器内側だけ陶器研磨パッドを使用
- 壁・床・備え付け部分:アルカリ電解水を使用
- ウォシュレット・便座:水拭きやメーカー推奨の方法で掃除
- 判定:汚れだけでなく、場所ごとの素材を確認しながら洗剤と道具を使い分ける

今回のようにトイレ全体を掃除するときは、いきなり便器から始めません。
基本は上から下です。
壁・備え付け部分
↓
巾木
↓
床
↓
タンク
↓
ウォシュレット・便座
↓
最後に便器
先に便器や床をきれいにしても、そのあと上の部分を掃除すれば、落ちた汚れでもう一度汚してしまいます。
上から下へ進めるだけで、二度手間をかなり減らせます。
壁・備え付け部分・床を掃除する

壁・床・トイレ内の備え付け部分は、基本的に同じ工程で掃除します。
💡 基本の掃除工程
アルカリ電解水を噴霧
↓
No.3008またはタイル目地ブラシでスクラビング
↓
タオルで汚れを拭き取る
アルカリ電解水を噴霧する
まず、掃除する場所へアルカリ電解水を噴霧します。
壁紙などは素材や状態によって水分や摩擦に弱い場合があるため、状態を確認しながら進めます。
No.3008やタイル目地ブラシでスクラビング
広い面はNo.3008、凹凸や細かい部分はタイル目地ブラシを使います。
洗剤を吹き付けて終わりではなく、スクラビングして汚れを動かします。
最後にタオルで汚れを回収する
スクラビングで浮かせた汚れを、タオルでしっかり拭き取ります。
洗剤を塗ることが掃除ではありません。
汚れをゆるめる → 動かす → 回収する。
ここまでやって、ひとつの掃除工程です。
壁から巾木まで終わったら、同じ考え方で床を掃除します。
タンク上部とタンクまわりを掃除する

壁・巾木・床まで終えたら、タンクまわりへ進みます。
ここで大切なのが、便器とタンクを同じ感覚で掃除しないことです。
タンクまわりやタンク内部には、樹脂・ゴム・金属などさまざまな部品があります。
タンク上部からタンク内部には、酸性ヌリッパーを使用しません。
蛇口まわりのカリカリ汚れはサッシヘラで優しくカリカリします。
蛇口などの金属部分は、まずNo.3008を水で濡らして擦ります。
No.3008は比較的ソフトなパッドなので、汚れの落ち具合を見ながらやさしく進めます。
残った汚れはサッシヘラでやさしく除去
No.3008で擦っても細かいカリカリ汚れが残った場合は、サッシヘラを使ってやさしく除去します。
また、サッシヘラにタオルを巻けば、蛇口の根元など指が入りにくい場所の拭き掃除にも使えます。
ウォシュレット・便座はメーカー推奨の方法で掃除する

ウォシュレットや便座は、便器と同じ陶器ではありません。
基本は、水で濡らしてよく絞った柔らかい布で拭く方法です。
汚れがひどい場合は、取扱説明書を確認したうえで、薄めた中性洗剤などメーカーが指定している方法で掃除します。
便器の陶器には使える方法でも、ウォシュレットや便座には使えない場合があります。
ここは汚れより素材を優先します。
最後に便器内側の頑固な汚れを落とす

トイレ全体を上から下へ掃除してきたら、最後は便器です。
酸性ヌリッパーを便器内側へ塗布する
便器内側の陶器部分へ酸性ヌリッパーを塗布します。
便座・ウォシュレット・タンクなどに付着させないよう注意します。
すぐに擦らず漬け置きする
洗剤を塗った瞬間にゴシゴシ擦るのではなく、汚れへ作用する時間を取ります。
使用時間については製品表示に従ってください。
タイル目地ブラシでスクラビングする
漬け置き後、タイル目地ブラシでスクラビングします。
ここで落ちる汚れは、できるだけ酸性洗剤とブラシで落としておきます。
酸性ヌリッパー
↓
漬け置き
↓
タイル目地ブラシ
↓
それでも残った汚れだけ次の工程へ
残った固着汚れだけ陶器研磨パッドを使う

酸性ヌリッパーとブラシを使っても、便器内側に頑固な固着汚れが残る場合があります。
そこで使用するのが陶器研磨パッドです。
陶器研磨パッドを使うのは便器の内側だけ。
便座・ウォシュレット・タンク・金属部分には使用しません。
最初から研磨パッドだけで全部落とそうとするのではなく、先に洗剤とブラシで落とせる汚れを落としておくのがポイントです。
残った部分だけを狙って掃除します。
作業後は、洗剤や落とした汚れをしっかり洗い流します。
掃除後はここまできれいになりました

掃除前と比べると、かなり印象が変わりました。
今回使ったのは、特殊なトイレ用品を大量に買い揃えたわけではありません。
キッチンや浴室などで使ってきたNo.3008、タイル目地ブラシ、サッシヘラなどを最後にトイレへ回し、場所ごとに洗剤と道具を変えています。
新しい商品を増やすよりも、持っている道具を適材適所で使うことで、かなり幅広い掃除に対応できます。
トイレ掃除で大切なのは「強い洗剤」ではなく使い分け

今回のような汚れを見ると、「もっと強い洗剤を使えば早く落ちるのでは?」と思うかもしれません。
ですが、トイレの中には陶器・樹脂・金属・壁紙・床材・ゴム部品など、さまざまな素材があります。
便器の陶器に使える方法を、そのままウォシュレットやタンクに使えるとは限りません。
おそうじステップの基本
汚れを見る。
素材を見る。
洗剤で汚れをゆるめる。
道具で汚れを動かす。
最後に汚れを回収する。
「この洗剤さえ買えば落ちる」という話ではありません。
洗剤・道具・素材・工程を組み合わせて考えるのが、おそうじステップの掃除方法です。
使い古した掃除道具は最後にトイレで使い切る

今回もうひとつ紹介したかったのが、掃除道具の使い方です。
キッチンや浴室で使ってきたNo.3008やブラシ、サッシヘラが少しくたびれてきたら、すぐ捨てるのではなくトイレ掃除へ回します。
ただし、ルールはひとつです。
一度トイレ掃除へ回した道具は、キッチンや浴室には戻しません。
トイレ専用として最後まで使い、役目を終えたら処分します。
キッチンや浴室で活躍した道具の最後の仕事がトイレ掃除。
こうすれば、掃除用品を必要以上に増やさず、道具を最後まで使い切ることができます。
自分でここまで掃除するのが大変ならプロに任せる方法も

今回のようにトイレ全体を掃除するとなると、壁・床・タンク・便座・便器と、それぞれ素材を確認しながら作業する必要があります。
長期間汚れが蓄積している場合は、それなりに時間も必要です。
「ここまで自分で掃除するのは大変」
「洗剤や道具の使い分けが不安」
「休日をトイレ掃除だけで終わらせたくない」
そんな場合は、一度プロにトイレ全体を掃除してもらい、その後は自分で日常清掃を続ける方法もあります。
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トイレ以外の掃除方法もまとめています。
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